J-クオリティ 中田優也デザイナー!!

令和5年1月31日の繊研新聞の記事。対談相手は日本のファッション界の重鎮、UAの栗野宏文氏。羽島市で開催したツイードラン尾州の実行委員長。
 日本の素材や縫製技術のレベルの高さに自信を与えてくれます。世界で戦える!
 このプロジェクトのディレクターは中田優也デザイナー。尾州のハイクオリティー素材を一切の妥協なく使う本格派デザイナーです。マテセンに研修に来た何千人の学生に私がちょっと偉そうに「デザイナーで伸びる大切な要素」を伝える時、思い浮かべているのは実は彼のことです。 
 岐阜県可児市出身、文化ファッション大学院大学を主席で卒業し、オンワードのベイジのデザイナーに。そして自身のブランド、ポステレガントを立ち上げます。学生の頃から今もシーズン毎にマテセンには必ず来館してくれます。
 産地のものづくりの現場は職人気質の人も少なくありません。こいつのためなら一肌脱いでやろうと思わせるか。いつも真摯に素直に相手へのリスペクトの気持ちが人間性として表れています。 
 日本の素材がもっと世界で評価されるためにはデザイナーとともに製品として出していかなければなりません。そしていずれ日本も工場がブランド化される時代がくると思います。イタリアがそうであったように。

マテセン 中田優也デザイナーインタビュー https://matesen.com/info/nakata/